フォクトレンダー 40mm F1.2 IIのボケはどんな感じ?F値・距離・描写の違いを解説

前回Voigtländer 40mm F1.2 IIをSONY α7R4に付けた状態の作例を書きました。

このレンズは、空気感や柔らかいボケが特徴で、
半年使用していますが、かなり印象的な写りをしてくれます。

Voigtländer 40mm F1.2 Aspherical II VMで撮影した流木と海と砂浜
F1.2付近で撮影。周辺減光がしっかり出ていて、背景は大きく柔らかく溶けるようなボケになる。

そこで今回の記事では、このレンズについて更に詳しく、「どのF値が一番いいのか」「どの距離で一番ボケが活きるのか」を、実際に同じ構図で撮影した比較写真をもとに、F値・距離ごとのボケや描写の違いを分かりやすくまとめていこうと思います。

ここからの比較用の作例は全てα7R4にLM-EA9 Mark IIアダプターでフォクトレンダーをつなげた状態での、jpeg撮って出しです。

目次

【F値比較】距離でのボケの違い(F1.2〜F11)

F1.2
F1.4
F2.0
F2.8
F4.0
F5.6
F8.0
F11.0

【結論】近距離で一番おすすめのF値

・F1.2-F1.4→ 雰囲気は最高だけどピント甘め
・F2.0〜F2.8 → 一番バランス良い(おすすめ)
・F3.5以降 → ボケは減るけど安定して、現代レンズ的にも使える

迷ったらF2.0前後がベスト。
実際に一年近く使用しているけど、近距離での撮影や写したい主題がある場面ではF2.0、F2.8が一番使用しています。

F2.8で撮影した写真
JPEG撮って出しでも鮮やかさとクラシック感の両方が出せて好きな絞り値

【F値比較】中距離でのボケの違い(F1.2〜F11)

F1.2
F1.4
F2.0
F2.8
F4.0
F5.6
F8.0
F11.0

【結論】中距離で一番おすすめのF値

・F1.2-F1.8→ 中距離でもしっかりと背景をボカすことができる(おすすめ)
・F2.0〜F2.8 → 背景も残しつつボケを足せる
・F4.0以降 → 周辺減光がなくなり雰囲気だけじゃなく記録用としても使える

中距離でしっかりとボケを作ることができるF1.4前後がおすすめ。
単焦点かつクラシックなレンズを使ってる意味を一番を感じれる。
F1.4からF2.0までの間で解像や味のバランスを見ながらその時の雰囲気で使用している。

F1.8で撮影。車の質感をシャープに写しつつ、柔らかさも残せる。

【F値比較】遠距離でのボケの違い(F1.2〜F11)

F1,2
F1.4
F2.0
F2.8
F4.0
F5.6
F8.0
F11.0

【結論】遠距離で一番おすすめのF値

・F1.2〜F1.8 →遠距離での景色撮影には使用する機会は少ない
・F2.0〜F3.5 →柔らかさ重視で撮影したい時におすすめ
・F4.0〜F5.6 →シャープさと柔らかさ、空気感のバランスがよく一番おすすめ
・F8.0以降 →回折現象が心配なのと柔らかさが素敵なレンズなので、基本的にF5.6までで使用しています。

遠距離でもF4.0からF5.6までで撮るのがこのレンズならではの写りが出せるのでおすすめ。
下の写真のようにF4.0程度で遠目に撮影すると、
空気感や湿度まで写っているような描写になるのがこのレンズを買ってよかったと思うポイントです。

Voigtländer 40mm F1.2 Aspherical II VMで撮影した草原
F4.5かF5.6で撮影。日暮の初めの湿度や緑のムワッとした感じも写せるのがこのレンズの1番の魅力。

まとめ

今回いろいろなF値・距離で比較してみて感じたのは、
このレンズは単純な「ボケ量」よりも、空気感や柔らかさを楽しむレンズだということです。

F1.2〜1.4は雰囲気重視で滲むような描写、
F2.0前後は解像とボケのバランスがよく一番使いやすいポイント、
F4.0〜F5.6は安定して記録的にも使える描写になります。

正直、スペック的な優秀さよりも「写りの気持ちよさ」で選ぶレンズです。
だからこそハマる人にはかなりハマる1本だと思います。

・フィルムっぽい柔らかさが好きな人
・カリカリすぎない自然な描写を求めている人
・空気感や雰囲気を大事にしたい人

こういう人にはかなり満足度が高いレンズです。
迷っているなら、後悔はしにくい一本だと思います。

↓こちらの記事でフォクトレンダー 40mm F1.2 IIの作例をたくさん載せていいます!

Voigtländer 40mm F1.2 Aspherical II VMで撮影した流木と海と砂浜

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