
この1年、木製デスクの色をかっこよくするには、どんな色にするべきかずっと悩んでいました。
その間、とにかく木材の塗装について調べて、結果、人気の塗料「ブライワックス」の色がキレイで気にいったので、試してみることに。

そこで、どうせ試すならと思い切って、ブライワックス全色(14色)と、SPF材・杉・パイン材を購入し、それぞれ塗装して色見本を作り、実際に目で見て比較してみました。



ブライワックス自体の色の違いはもちろん、木材が変わった時の色の違いも、気になったので、3種類の材木に、それぞれ全色を塗ってみました。



(上からSPF材・杉・パイン材。全てジャコビアンで塗装。同じ色でも木材によって、かなり色が違う。木材の個体差もあるけれど。)
この14色×3種の木材の色見本をつくったことで、かなりスッキリできたので、僕と同じ様に、デスクなど木製の家具を、どんな色にしようか悩んでいる方に向けて、SPF材・杉・パイン材にブライワックス全色を塗った色見本と、それぞれの色の特徴を紹介していきます。

トルエンフリーが発売されている8色、ジャコビアン、ウォルナット、ラスティックパイン、ミディアムブラウン、アンティークブラウン、ダークオーク、オールドパイン、クリアは全てトルエンフリーの物を使用しています。

ブライワックスのオリジナルとトルエンフリーの色の違いを比較したところ、オリジナルの方が色が濃く出ます。
詳しくはこちらの記事で比較していますので、参考にしてください。
ブライワックス全14色×3種木材(SPF・杉・パイン)色見本
それでは、まず木材別のブライワックス全色の色見本を紹介していきます。
全て、なるべく実際の色味がわかりやすい写真をアップしていますので、参考にしてください。
(塗装前に全ての木材に電動サンダーでヤスリがけをしています。)

SPF材×ブライワックス

まずはSPF材から。
SPF材はブライワックスの色が素直に出てわかりやすかったです(もちろん個体差はありますけど)。
2×4や1×4などのSPF材、またはホワイトウッドなどで、DIYする予定の方の参考になると思います。
SPF×ジャコビアン



SPF×ウォルナット



SPF×ラスティックパイン


SPF×ミディアムブラウン


SPF×アンティークブラウン


SPF×ダーク・オーク


SPF×オールドパイン


SPF×クリア


SPF×アンティークパイン


SPF×アンティークマホガニー


SPF×スパニッシュマホガニー


SPF×チーク


SPF×チューダーオーク


SPF×ハニー


パイン材×ブライワックス

次はパイン材です。
とても多くの机に使われている木材なので、テーブルやデスクを塗装する際の参考になると思います。
僕もパイン材の机を塗装することがメインの目的なので、この色見本をベースにどの色にするかを決めました。
パイン材×ウォルナット/ジャコビアン/ミディアムブラウン/チーク





パイン材×ダークオーク/アンティークブラウン/クリアー/ラスティックパイン





パイン材×チューダーオーク/アンティークパイン/ハニー/スパニッシュマホガニー





パイン材×アンティークマホガニー/オールドパイン/無塗装/(おまけ)ジャコビアンとラスティックパイン





杉×ブライワックス

最後は杉材です。

杉とブライワックスの組み合わせは、色が濃く、木目もハッキリと出る組み合わせでした。
写真の背景に使用している、白くなった古材も杉の木です。
木の味を楽しむのに最適な組み合わせでした。
杉×ジャコビアン


杉×ウォルナット


杉×ラスティックパイン


杉×ミディアムブラウン


杉×アンティークブラウン


杉×ダークオーク


杉×オールドパイン


杉×クリア


杉×アンティークパイン


杉×アンティークマホガニー


杉×スパニッシュマホガニー


杉×チーク


杉×チューダーオーク


杉×ハニー


まとめ・個人的なおすすめ
最後に個人的なおすすめなんですが、やはり人気のジャコビアンとラスティックパインの色合いが、すごく良かったです。

薄すぎず、濃すぎず、しつこくない色合いになるので、飽きにくいと思います。
もちろんガッツリとアンティーク感や古材感が欲しい方は、ウォルナットやオークなどのしっかりとした色、さりげなく塗装したいのなら、ミディアムブラウンやオールドパインなどの薄めの色は使いやすいし、目的によって使う色は変わります。
その中間で、嫌味もなく、だけどしっかりとした色の味わいがあって、どんな人がどんな家具や場所に使ってもしっくりくる絶妙な色が、ジャコビアンとラスティックパインかなと。
特にジャコビアンは気に入ったので、後々、他のメーカーのもの、
・オールドウッドワックス
・ヴィンテージワックス
・アンティークワックス
・ワトコオイル
などのワックスとオイルとも比較してみました。

しかし、ジャコビアンに限らず、どの色もネットで見ていた時よりもキレイだったし、塗り方とヤスリのかけ具合で、思ったよりも色の濃さや木目の強調感を調整できるので、好みの色を見つけたら、簡単に自分好みの濃さにできる良いワックスでした。
色見本が参考になったら嬉しいです。
(ブライワックスのトルエンフリーとオリジナルの色味を比較した記事も書いたので、良かったら参考にしてください!)
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