3年前にこのブログで紹介した可愛いグロ残酷漫画『メイドインアビス』。
とても可愛らしい幼くて素直な少年・少女達が、次々と想像の限界を超えた辛い目にあっていくところが、読んでいてキツイのと同時にとにかく面白くて夢中になってしまう漫画です。キツ面白い。
メイドインアビスって可愛いのに残酷過ぎる物語だけど、救いは用意されているのか否かが気になって読んでる
— 蓬餅まつり☕👓 ㋐ (@yomogi39maturi) August 8, 2019
このブログからもかなり購入していただけてるので、みんながあのキツさを味わってると思って嬉しくなります。ありがとうございます。
しかし、前回紹介したとき発売されていた3巻までで十分精神的にやられる破壊力を持った漫画だったのですが、それ以降の巻を読み進めると、話が進むほどグロさと残酷さが増して、「簡単におすすめしていいのか?」と悩むほど読むのが本当にハードな凄まじい物語になっていきます。(褒めてます)
『メイドインアビス』 読み終えてしばらく経つと あれは夢か何かだったのでは ってくらい美しく残酷だな まさかそんなわけないだろ って読み返して 思い違いでも何でもない
— 紙魚丸(ゲ会連絡はdiscordで (@shlml) June 5, 2019
精神がやられる生き地獄描写
前回の記事では壮絶なナナチの過去に精神的にやられた話をしました。
しかし同じくらい、またはそれ以上に精神的に参ってしまう描写&物語がドシドシ出てきます。
キツイ描写がある漫画や映画はたくさん観てきたはずなんですが、アビスだけは本当に読むのが辛いです。
黎明卿ボンドルトの狂った恐怖
4、5巻で描かれる黎明卿ボンドルトの性根からの狂い方には心底怯えたし、
生理的に嫌になる成れ果て村の様子
6、7巻で描かれる成れ果て村の不気味さもすごく嫌です(褒めてます)。
メイドインアビスは原作追ってるからもう楽しみでしょうがないし成れ果て村なんてアニメでやったらどうなってしまうのか 怖い 見たい こわい
— 桜谷 (@sakuyabm) January 10, 2019
しかし決定的に僕の残酷さ許容値の限界を突破したのが、8巻の成れ果て村の成り立ちの物語でした。
読んだあと2、3日引きずるほど暗い気持ちになった最恐巻です。
メイドインアビス8巻がしんどくて
何度も読み返してはしんどくなってる…— あるてら@3日目西M-23a (@TeraAru6262) June 7, 2019
読み返したくないほどエグい8巻
8巻は成れ果て村がなぜできたのかという話なんですが、始まりからすでにキツイです。
すでに辛さと不快感で心が苦しくなります。
しかし読み進めるほどに苦しさはエスカレートしていきます。
「こんなことは絶対に起きて欲しく無い」「こんなことが起きたら自分は耐えられない」と想像する範囲を超える出来事と描写が容赦なく起きていきます。
ヴェコとイルミューイに感情移入すればするほど辛すぎます。
そして8巻後半からはいよいよページをめくるのがしんどくなります…
後半のさらに激しくエグい物語と描写は、しっかりと読んで欲しいので、画像はこれ以上載せません。
是非、想像を絶する悲劇をあじわってください。
最後に
8巻のこの絶望と苦しさや、恐怖や生理的嫌悪感は読み返すにも気合が必要です。
このブログに書くために内容を見返して、画像を選ぶという作業をしていてもすごくキツかったです。
それでも結局また読み返してしまうのがメイドインアビス。
なぜなら残酷さやエグさの中にとてつもなく深い物語があるからです。
とてつもなく深い物語を描くには残酷さやエグい描写が必要だから描いてあって、こっちを驚かせたいだけの見せかけ描写では無いからアビスは素晴らしい。
まあでもメイドインアビスは良い作品だよ
残酷な設定や展開に目を奪われがちだけど、根底にあるのは少年少女達の夢と希望が輝く冒険譚だからね— 黒龍咲耶@チーピラようたん (@yota_d25198) August 16, 2017
これをリアルタイムで読んでいけるのは本当に素晴らしい体験ですので、まだ未見の方は、一緒に辛くなりながら読んでいきましょう。
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