こんばんは。アビ平です。
たった今『メイドインアビス』というマンガを既刊の3巻まで読み終わったところなんですが、これちょっと精神的にヤバいですね。
この表紙の絵を見て「なんだ子供とかオタク向けのマンガか」と思った人は今すぐ読みはじめてください。そおやって油断した分、恐ろしいほどの衝撃を受けることになります。
【2020-1-17追記】
映画『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』がR15になってしまったのは、多くの人に観て欲しいファンからしたら少しショックだけど、反面ものすごく納得。だってワンシーンの画像だけでこの地獄感ですもん…↓
やべぇ。メイドインアビスめっちゃ面白い。話が進むに連れてグロくなっていくけど面白くもなっていく。
— えくれーる@ToS待機 (@eclair525) 2015, 12月 18
メイドインアビスは表紙買いしたけれど、表紙の可愛い絵に反して中身は予想以上にきっつい内容だった
— RAIN (@rain_yukizora) 2015, 12月 30
あらすじ
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い… 引用:まんがライフWIN
しかしメイドインアビスはほんと近年稀に見る名作だなーと Pixivにあるスターストリングスよりも本当に良くて何回も読んじゃうし 絵もストーリーも世界観もキャラ作りもすべて良いとか本当珍しいと思う!
— 営業中 (@mo_0327) 2015, 12月 17
アビスという穴の恐ろしさ
アビスの一番の恐ろしさは、中に住む怪物たちでも、けわしい道のりでもなく、アビスの呪いと呼ばれる、地上に帰ろうとする者にかかる原因不明の謎の現象だ。
深くへ行けば行くほど強くなる、この呪いの症状があまりに残酷。
深界3層から地上に帰ろうとする時に発症する「全身の穴という穴から流血」は怖すぎるし、深海7層の「確実な死」って、もう何も言えない。
とても可愛いキャラクターたちが容赦なく追い込まれる
この恐ろしい大穴アビスに挑む、おさない主人公リコたちが素敵な絵で描かれていてとても可愛い。
レグの可愛さも「可愛い男子好き女子」たちにはたまらないはず。
しかしそんな可愛いキャラクターたちが「えっ?なんか違うマンガの世界に連れていかれちゃったの?」と思うくらい残酷に追い込まれていくのがアビスの恐ろしいところ。
美しくて可愛い作画だからこそ、逆に余計にグロい。鬱漫画の名作としても歴史に残っていくと思う。
読んでいて辛いが、だからこそ他のマンガとは次元が違うレベルで主人公たちを応援してしまう。
3巻出たから1巻から読み直してるけどメイドインアビスのこのキャラもトークもほんわか系なのに恐るべき残酷な展開はなんかそういう…性癖なんですかね…?
— ぬっふ (@nufufu_9) 2015, 6月 21
残酷さはとまらない。
ストーリーが進むに連れて、残酷さは増して行く。救いが少なすぎる。
リコもレグもどんどん追い込まれていく。読みすすめていくうちに「これもう無理です〜!無理ですね〜!!」とKindle PaperWhiteの画面に向かって叫びたくなる。
そして二人が出会う「ナナチ」というモフモフ可愛いキャラクターが持つ、過去の壮絶さは、もう見ていられない。
メイドインアビス、帯にも書いてあるけど、可愛い絵柄だけど内容も表現も残酷でグロくてギャップがすごい。それも含めて演出なんだと思う。グロは苦手。でも、それでもページをめくる手を止められない。
— たかひな けい (@k_takahina) 2015, 6月 22
もう見てられない… ナナチの壮絶な過去
リコ&レグがアビスの中で出会う、読者に圧倒的人気のモフモフキャラクター「ナナチ」。
自分のことを『成れ果て』と説明する彼女の過去はまちがいなく、現時点までのメイドインアビスでもっとも暗く切ない。
メイドインアビス三巻悲しすぎるんだけど…こういうの苦手だわ…
— おもす (@omosu7010) 2015, 12月 30
冒険マンガの全てがある
あまりに衝撃的だったため、メイドインアビスの残酷さばかりを取り上げてしまったが、ただ残酷描写があるだけのマンガではない。
バトル、謎、ユーモア、グロ、エ□、鬱、感動、そして恐ろしいほどの残酷さを経たからこそ見える切ない希望がまんさいで、メイドインアビスは冒険漫画の中の冒険漫画だ。
『ワンピース』が好きな人も、『アイアムアヒーロー』が好きな人も『まどマギ』が好きな人もきっと夢中になるはずだから読んでほしい。
メイドインアビスとかはもう殿堂入りですしレジェンドですし
— Ciron (@Ciron460) 2015, 12月 31
おわりに
久しぶりにマンガで泣いてしまいました。
ぼくは何者でもないですが、自信をもっておすすめできる完ぺきなマンガです。
ベッキーの不倫だったり、北川景子の結婚だったり、SMAPの解散なんて、メイドインアビスに出会えた衝撃に比べると、中華料理でいったら「ザーサイ」ぐらいなもんです。メイドインアビスは「エビチリ」です。
メイドインアビスのすばらしさを曇らせてしまうような、中途半端な例えがでてきたのでここらへんでおしまいにします。
1巻のあとがきで作者の、つくしあきひとさんが「どんどん面白くなる予定です」という素晴らしい言葉を書いてくれているので、これからも期待して読み進めましょう。
【2019-08-14追記】
(この記事から三年が経ち、作者の言葉通り本当にどんどん面白く、そして残酷になっています。特に衝撃の最新8巻についての記事はこちらです↓)
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コメント一覧 (4件)
萌えキャラでグロシーンあったら凄いって…
(じゃあマミったら)イカンのか?
画太郎御大のマンガに見えるのは私だけ?
山田太郎さんコメントありがとう!
恐れいりますが、多分山田さんだけだと思う次第であります…笑