映画「ザ・イースト」 – 環境テロリスト集団を描いた潜入物良質サスペンス

映画ザ・イーストはサスペンス映画の楽しみである「先が気になって仕方がない」「緊張感が途切れない」の2つがガッツリと入っているので、とにかく観ていて飽きないし面白い映画です。

鑑賞後に、「つまらなかった」と言う人も、環境テロリスト集団イーストの行為が「間違っている」とハッキリと言い切れる人も少ないはず。

目次

点数

映画『ザ・イースト』の点数は、

【82点】

です。

文句無しで面白かった。

リーダー役のスカルガルドが魅力的なのもポイントが高いです。

あらすじ

健康被害や環境汚染の元凶とされる企業を敵視し、抗議活動を行う環境テロリスト集団のイースト。

元FBIエージェントのサラ(ブリット・マーリング)は、テロ攻撃にさらされる恐れのある企業の依頼を受け、彼らのアジトへと潜入して捜査をすることに。

企業に対する彼らの過激な姿勢の数々に怒りを覚えるサラだが、健康被害の実態を目の当たりにし、その根絶に挑むイーストの思想を理解するようになる。

さらに、謎めいたリーダーのベンジー(アレキサンダー・スカルスガルド)に惹(ひ)かれ、心が激しく揺れ動く。 

見所

・主人公サラの潜入捜査がバレてしまわないかという緊張感。

・イーストのメンバー達がそれぞれ魅力的。

そして、メンバーそれぞれの活動を行うことになった事情が衝撃的。

・副作用が凄まじい医療薬を普通に販売している大手会社や、汚染水をドバドバ垂れ流す大規模工場への怒りが観ているこちらにも湧き上がってくる。

・環境汚染という身近な恐怖。

・イーストの社会から離れた生活に引き込まれる

・その生活に最初は抵抗を感じるが、だんだん普段の生活が異常に見えてくるほど変わっていくサラの心の揺れ動き(企業側とイーストどちらに付くのか)

・観ている僕たちも倫理観が揺さぶられる

・悪を成敗するヒーローものでもあって、どうしてもイーストを応援してしまう

・法律にしたがわないアウトロー達のいくさき

まとめ

ヒューマンドラマとして観てる側の倫理観を揺さぶってくる物語としても、スリルを楽しむサスペンスとしてもクオリティの高い映画なので、激しくおすすめです。

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