アジカン『バイシクルレース』 – まだ始めてすぐの人にも良いことがあるといいなと思う ASIAN KUNG-FU GENERATION

アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)の『ランドマーク』とうアルバムに収録されている「バイシクルレース」という曲に大好きな歌詞のフレーズがある。

走り出して数分の

彼にだって振り向けビーナス 

何かを達成するのには時間がかかる。

スポーツや楽器が上手くなりたくても、練習を積み重ねなきゃならないし、お金を稼ぐのだって、異性にモテるようになるのだって、大抵はなんでもトライ&エラーで少しづつ上達していくしかない。

今すぐ自分がなりたい理想の状態になるなんて不可能だ。

辛い。

自分のやりたいことや目標に、気が付くのが遅かったときなんて、特に辛い。

「もっと若い時から気付いていればなぁ!!やってればなぁ!!」と自分を責めたくなるし、ひどい時なんて周りの人や環境のせいにしたくなる。

辛い。

目次

でも大丈夫

でも気づくのが遅かったからこその楽しいことや、嬉しいことも必ずある。

昔『電気グルーブ』のピエール瀧だか石野卓球が『メロン牧場』という本で「イチローの人生ってつまらないと思う。子供の時に思い描いていた通りの人生になってて、なんかハプニングがないじゃん(笑)」と言っていた。その感じ。

始まりが遅れたからこそ、少しでも上手くいった時に感じる感動は、早く始めた人よりも数倍上だと思う。思うことにしている。

「あれ?出遅れたのに、自分なんか今いい感じじゃないっすか!?」って時のハプニング感はきっと最高だ。

そもそも「出遅れた」とか人と比べる必要は一切ないし。

そして大丈夫

そして「ある程度何かをコツコツと積み上げた先に光が見えてくる」という真理を無視してでも、理想の状態に近づこうと何かを始めた人に、すぐに何か良いことがあるといいなぁと心から思う。

不条理に嫌なことや辛いことが起こる世界なんだから、不条理に良いことや嬉しいことが起こったていいと思っている。

そして自分に「うそぉ!?」って言いたくなるぐらい良いことが起こった時には素直に喜べるように、不条理に(または不条理に見えるくらい)上手くいっている人を僻んだりしないような気持ちを日頃から作ってスタンバイしていたい。

 

次回予告

【そうは言っても早くから始めてた人の方が有利だよね】

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