こんばんわ。チェンソー平です。
こないだ友人から「めちゃくちゃ面白いマンガがある」と『チェンソーマン』を勧められました。
暇だったので、「少年ジャンプ+」というジャンプ漫画の試し読みができるサイトで読んでみたのですが、1ページ目から夢中になるという人生初の体験をしました。
この少年ジャンプ漫画らしからぬ主人公・デンジの発言からチェンソーマンが開始。一話まで読んだ時点で、すぐにKindleで6巻まで一気買いしました。
そして読み進めていくと、この1ページ目の期待を裏切ることなく、ぶっ飛んでて、エグくて、グロくて、残酷で、重くて、エロい展開にどんどん盛り上がっていきます。
さらにその上、ストーリーに深さがあって、少し神話的にすら感じさせるすごさ。
デンジが持つチェンソーの悪魔が、なぜ色々な悪魔や人間から狙われるのか、そしてデンジが夢に見る「絶対に開けてはいけない扉」など、とにかくワクワクする謎もある。
マンガや小説を読んでいて、「これやばいな」と感じるポイントが全部入った感じ。
チェンソーマンめっちゃ面白ぇ。
少年ジャンプ舐めてたなぁ。試しに2冊買ってみたけど、最高だからビレバン行ってこよ。 pic.twitter.com/AgNZNVGqxd— 呂布カルマ (@Yakamashiwa) January 17, 2020
見たことのない斬新なストーリーを読みたい人に是非おすすめしたいです。
あらすじ
「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。
少年デンジとチェンソーの悪魔ポチタは悪魔を駆除するデビルハンターを主な仕事としながらなんとか生計を立てていた。
ある日、デンジに仕事を斡旋していたヤクザが力を求めて悪魔と契約をしたことでゾンビと化してしまう。
悪魔に操られたヤクザはデンジらをおびき寄せると集団で襲い掛かる。不意を衝かれたデンジらは為す術なく殺害されるが、デンジの遺体からしたたる血液を偶然体内に取り込んだポチタは蘇生し、デンジの身体を修復するため合体する。
ポチタはデンジの心臓となり、復活したデンジはチェンソーの悪魔へと変身する力を手に入れ、ゾンビの集団を一掃する。撃退に成功したデンジであったが、現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その身を公安によって管理されることになる。
少年誌、バトル漫画、主人公の明るさ、などの要素でごまかしていますが、これは相当暗くて重い作品です。 ジャンプ漫画というのが良い意味でフェイントになっています。
残酷なぐらいに、主要なキャラクターですら容赦なく死んでいくので、ずっとハラハラしっぱなし。(かなり重要な人物の、余命が後少ししかないことも判明しています)。
とにかく続きが気になるのに、新巻がでるまで苦しんで毎回3ヶ月待たなければいけないので、ある意味では読まない方が良いマンガです。
全巻出てから知りたかった気もしてます。
日曜にツタヤに鬼滅の刃を借りに行ったけど、なかったから代わりに借りたチェンソーマン読んでるが、コレめっちゃ面白いな… pic.twitter.com/Zeo2wWoAoz
— みどりんor宇宙スズメ (@ba7DIO) January 29, 2020
残酷さとユーモアが魅力的なマンガ
最初に書いた通り、主人公デンジの生い立ちは壮絶です。
すごく悲しくて、同情するし感情移入してしまいます。
しかしデンジはその教養のなさと素直さで、善悪の区別が特になく、ひたすら明るいです。
このデンジの明るさと面白さで、この漫画がただの暗くて重いだけの物語ではなく、楽しく読める少年漫画になっています。
逆を言えば、デンジや他のキャラたちのユーモア以外は、全て重いです。
待ってチェンソーマンのために10年ぶりにジャンプ買ったんだけどやばいことが起こってる
— 上坂 (@aymusk) May 31, 2020
悪魔は強くて、マキマは怪しい。心細くなる世界。
優秀な捜査官でも、バシバシ死んでいくほど悪魔は強いです。
また、悪魔達の「少年誌風に少し抑えたけど気色悪さは全開」な造詣も絶妙にキモくて怖くて、絶望感に拍車をかけます。
この悪魔だらけの世界で、銃の悪魔というチートな悪魔も控えている絶望感がすごいです。
そしてさらに、超絶可愛くて、超絶チートそうな上司マキマさんが超絶怪しくて、敵か味方かわからないという心細さが、僕たち読者を「続きが気になってしょうがねーよ。2千円出すから月1で新刊だしてください。」とさせてきます。
作者の前作『ファイヤパンチ』もエグさと絶望の神話的ストーリーだった
もうこのとにかくこの『チェンソーマン』が面白すぎたので、作者の藤本タツキさんの前作『ファイアパンチ』も全巻購入して読んでみたところ、最強に面白くて、最強に残酷で、最強に狂ってる超名作でした。(特に5巻は神巻。狂ってる。)
再生の特殊能力を持った主人公が、消えない炎の特殊能力で体を焼かれ、焼かれたまま再生して行き続けているという、出だしからたくさんの作品を読んでいる人でも、この物語がどこに辿りつくのかさっぱりわからない最高な始まり。
話が進むごとにとにかく深く、重く、辛くなっていくので、読むのがやめられなくなるのと同時に、「チェンソーマンも進めば進むほど、後世に残る名作になるんだろうな」と確信できるようになりました。
最初だけ面白かったけど,,,というパターンはまずなさそうです。
なので記事にして、読んでない人に意地でも広めたくなりました。うす。
新巻の7巻でさらにやばくなってる
今日発売した『チャンソーマン』の7巻は、かなりやばいことになっています。夜中にキンドルで購入してから、寝れなくなっちゃいました。面白すぎて。
もう説明はせずに画像だけ貼り付けますんで、早く一巻から読んでください。
最後に
とにかく面白い『チェンソーマン』ですが、作者の前作『ファイアパンチ』がやばすぎたことで、『ワンピース』ではなく、『ハンターハンター』のような「ぶっとんでて、最高な名作というか、ヤバイ漫画」になっていくので、新巻を3ヶ月待つのは辛いけど、リアルタイムで読んで、「ヤバイな。。」ってなったほうが楽しめる作品なので、是非一緒に読んでいきましょう。
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