アカシア天板に塗装と加工をおこない、アイアン脚やケーブルトレーを取り付けて、
なるべく簡単にアカシアデスクDIYをしていく様子を書いていく記事です。
第4回目はウレタンニスを天板の両面に二度塗りしていく様子です。
ツヤ消しウレタンニスを塗る
前回の記事で塗料を「つや消しのウレタンニス」に決めたので、さっそく塗っていきます。
強度を上げる&なめらかさを出すために、二度塗りで仕上げることにしました。
ウレタンニス塗り開始
まずは1回目の塗装です。
ハケは一度に大きな範囲を塗れた方が楽なので、70mmの幅が広い物にしました
新品のハケは抜け毛が出やすく、ニスと一緒に固まってしまうと後でめんどうなので、手でゴシゴシ擦って、抜けそうな毛は先によく落としてから使います。
木目に沿って、一方向に塗っていく
ウレタンニスのように、粘度がある塗料を塗る際は、ハケ跡が残らないように、木目に沿って一方向に「サー」っと思い切り良く塗っていきます。
幅140cmの長めの天板なので、途中でニスがかすれて止まりはしますが、往復で塗るのは我慢し、ニスを付け足して同じ方向に塗っていきます。
1回目の塗装終了
基本的に塗料全般、薄く塗って乾かしてを繰り返すのが、キレイに塗るコツみたいなんですが、中途半端に塗り残しができてしまうのが嫌だったので、ニスの白さが残るぐらいビシャビシャに全体を塗っていきました。
塗りたては色が結構濃いめになりますが、前回ラバーウッドで試した時と同じように、すぐに乾いて自然な色になっていきます。
これで1回目の塗装が完了したので、翌日までよく乾かします。
そして2度目の塗装も同じように繰り返すんですが、その前にヤスリがけをして表面の凹凸を無くしていきます。
塗装後のヤスリがけ
翌日になり、よく乾いていたので、軽く研磨をおこないます。
丁寧にヤスリがけをした天板でも、塗料を塗る、水分で木材が毛羽立ち、想像以上にザラザラの状態になります。
これをニスが剥がれすぎない程度に、軽く研磨し、2回目の塗装の準備をします。
240番の紙やすりを使い、優しくなでる程度で凹凸が取れてスベスベになっていくので、電動サンダーは使わずに、手で軽くかけていきました。
その後二度目の塗装を行なった後にも、仕上げに更に優しくヤスリがけを行いました。
無塗装の時よりも、しっかりと膜が張られて美しくなって、かなりテンションが上がりました。触り心地もとても良いです。(完成形の全体像は最後に見せますね!)
この時点で、すごくお気に入りの見た目になったので、こちらの面を表面にすることが確定しました。
なので、反対側の面は裏面としてざっくりといきました。
裏面はざっくりと塗装
白太が多い反対の面は、裏面に決定し、見えることはなくなったので、見た目やなめらかさよりも、「反り防止のために強度を上げること」が目的になったので、表面よりもさらにたっぷりとウレタンニスを塗り、膜を厚くしていきます。
粘度の高い「つやありウレタンニス」も実験的に混ぜてみました。
二度目の塗装前のヤスリがけも、気楽にやっていきます。
そしてもう一度ニスを塗り、軽くヤスリがけをして、ザラザラをけしたら、裏面のウレタンニス塗装も完成です。
ウレタンニス塗装(天板作成)完成!
これで塗装が完了し、天板が完成しました!
完成したアカシア天板がこちらです↓
表面
ほどよく色が濃くなり、研磨と面取りのおかげでどこを触っても気持ちが良い、お気に入りの天板になりました。
↑つや消しウレタンニスを使っただけあって、光沢はうっすらと出る程度で、光の反射も少なく、高級感のある立派な天板に。
嬉しくて、しばらく眺めたり触ったりしていました。
裏面
ツヤ消しとつやありのウレタンニスを混ぜたので、少しだけ表面よりも光沢が強いです。
全体的に色が濃くなった分、白とのコントラストがよりハッキリとしました。
「これはこれでなかなか良いな」とも思いましたが、表面がとても気に入っていたことと、派手な印象が机として使うには、落ち着かない気もしたので、こちらが裏面のままで続けることにしました。
次回はアイアン脚の取り付け
天板が完成し、作業の7割が完成しました。ここだけ気に入ったものになれば、あとはなんとかなるだろうと思っていたので、うまくいってホッとしました。
次回はロの字のアイアン脚を取り付けていく様子を書いていきます。
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