こんにちは。
Macbookを購入する時、airかproかで悩みまくり、映画「スティーブ・ジョブズ」を3回観た、何かが間違っている男ヨウヘイです。
みなさんモノクロームな物って好きですか?
白黒映画とか白黒写真とか。
僕は白黒の映画も写真も絵も「味がある」って感じがして大好きです。
そんな大好きな白黒の雰囲気を、現実の景色で味わったことがあります。
それはワーキング・ホリデーっていうビザで、オーストラリアに住んでいた時に、『Twelve Apostles』日本語で『12使徒』と呼ばれる景色を見た時です。
ここは、車のCMでよく使われる『グレート・オーシャン・ロード』という道の先にあります。
グレートオーシャンロードはミスチルが「Tomorrow never knows」のPVを撮影した場所としても有名。
今日はその白黒に感じた景色と出会った話と、その景色のイメージを、行っていない人にも伝えられる音楽を発見した話です。
グレート・オーシャン・ロードで12使徒へ向かう
まずメルボルンって町まで飛行機で行ってそこからレンタカーを借りて出発。
(英語でレンタカー借りるの難しすぎて泣きそうになりました)
気持ちの良い道を2時間程度走るとグレートオーシャンロードに入ります。
その名の通り綺麗な海が見える道です。
しかし実は、海が一切見えない草原の中もガンガン走ります。
2時間以上、草原しかない場所を人も対向車も一切見かけずに、ドライブした思い出は、異世界に行っていたようで、今思うと貴重な体験でした。
そしてグレートオーシャンロードに入ってから6時間が経った頃、12使徒が見えてきます。
12使徒に到着
いよいよ12使徒に到着しました。
メルボルンの街を出発してから、ほぼ休憩無しで8時間。
大変ではあったけど、この日は色々な偶然が重なって最高な12使徒が見れました。
まず出発が遅れてしまって、12使徒に着いたのは20時を過ぎていました。
しかし、季節は冬で、世界で1番南極に近い場所と言われる場所だったので、白夜になっていて、まだ全然明るいんですね。
20時すぎで、少し夕方になってきたぐらいでした。
南極に近いだけあって、人生で1番じゃないかってぐらい寒かったんですが、おかげで僕達以外は4、5人しか人がいなくて、ちょっと寂しいぐらいすっきりとした12使徒の景色が見れたんです。
なぜか白黒に見えた『12使徒』
あの時の、
・曇っている
・人がいない
・とても寒い
・周辺の木々が枯れて黒くなっている
という寂しい条件が重なった中で見ると、ずーんと海に立たずんでる岩達が神秘的なのにすんごい寂そうに切なそうに見えて、胸がキューっとなる景色でした。
あの時の景色を頭に思い出すと、なぜか白黒写真みたいなイメージで出てくるんですよ。
実際は当然フルカラーで見ているんですけど、頭の中にはモノクロで、あの景色のイメージがこびりついているんです。
そのイメージをあなたと共有できる曲を発見
「このイメージをブログ読んでくれてる人にも伝えたいのに、写真や言葉じゃ伝えられないから歯がゆいなぁ!」とずっと思っていたんですが、少しだけあのイメージを共有できる方法を発見しました。
それは、The Nationalの『Terrible Love』という曲を聞いてもらうことです。
この曲を聞いて、あなたが感じた気持ちや頭に浮かんだイメージが、僕があの時『12使徒』を見た時に感じたものと、全く一緒です。
というのも、この曲が発売されたのも聞いたのも僕がオーストラリアから帰って来た後なんですが、初めて聞いた瞬間に、あの時の景色が鮮明に頭に浮かんできたからです。
もしこのバンドに会えたら「あの時12使徒の所にいた4,5人ってお前ら?」って聞きたいぐらい、あの時の景色を音楽にしたって感じです。
だからこの曲を聞いて、何か感じたことがあれば、あの時僕が感じた気分と似てるんじゃないかなぁと思います。
というフワフワした内容だけど、本人は大マジな話でした。
「紅の豚」のモデルになった場所もすごい
ちなみに、ロック・アート・ゴジという名前の「紅の豚」の豚の人が住んでる入江のモデルになった場所も12使徒のすぐ隣にあったので、行ってみたんですが、死ぬほどそっくりでした。
ちょうど雲間から日が差して、本当にCGみたいにキレイで、なんかもう信じられないような景色でした。
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