Apple Watchの新定番バンド『ソロループ』。
伸縮性がある液状シリコンを使用していて、伸びが良く、柔らかい上に、つなぎ目がない作りなので、リストバンドのように腕にはめるタイプの新しいバンドです。
スポーツバンドなどと違い、サイズ調整ができない分、自分に合うサイズを選べれば、腕を通すだけで、常にジャストで身につけることができます。
僕はApple Watch SEを購入時に、このソロループを付属のバンドに選んで、半年間、スポーツバンド・ミラネーゼループと一緒に、付け替えて使用してきました。
その間に感じた、ソローループバンドのメリットとデメリットを詳しくレビューしていきます。
Apple Watch ソロループバンドについて
2020年の9月にApple Watch Series6・SEと同時に発売された、ソロループとブレイテッドソロループ。
2021年5月現在では、サードパーティー製(他社製)の物も充実してきて、スポーツバンドと並ぶ、Apple Watchの標準的なバンドになってきています。
一枚のシリコンでできていて、繋ぎ目が無いのが特徴ですが、それによって、メリットとデメリットの両方があったので、詳しく紹介していきます。
Apple Watchソロループバンドのメリット
ソロループバンドの一番のメリットは、サイズ調整用の金属ピンがないため、どんな場面で使用しても、手元付近の物を傷つける心配が無いということです。
メリット①「どこも傷つけない安全性 」
液状シリコンで、抜群の柔らかさを持っている上に、他のパーツが一切使用されていないので、バンド部分はどこにぶつけても平気な安心感があります。
上の写真の様に、スポーツバンドはピンが出ているので、ノートパソコン使用時に、ピンがPCに擦れてしまうことがあります。
僕はそこまで気にならないタイプなんですが、MacBookのアルミ部分に擦った時は少し気持ち悪いです。
その点ピンがないソロループは心配せずに「どかっ」とノートパソコンの上に手首を乗せれるのでストレス無く使用できます。
特に高価な楽器を演奏する方で、Apple Watchを使用しているのなら、シリコンタイプのソロループ一択になってくるレベルの安全性だと思います。
メリット②「付け心地と軽さ。運動時に最高。」
液状シリコンの軽さと柔らかさで付け心地の良さが、かなり良いです。
運動時につけるなら、Apple Watchバンドの中でもソロループが一番なんじゃないでしょうか。
散歩ぐらいしかしない僕ですが、それでも長時間歩いていると、ソロループの方が楽でいいなと感じるぐらいなので。(最近は暑いのでミラネーゼループの方が多く使用しています)
もちろん運動時にかかわらず、普段使いでも気持ちの良い付け心地なんですが、長時間使用している際に、気になってくることがあります。
ですので、ここからはソロループバンドのデメリットについて説明していきます。
Apple Watchソロループバンドのデメリット
ソロループのデメリットは、『サイズ調整ができない』ということです。
これはこのバンドの特徴であって、メリットを生む部分でもあるので、「じゃあ使うな」と言われればそれまでなんですけど、実際にこれが理由で、結局メインバンドをスポーツバンドにしたぐらいなので、説明させて欲しいです。
デメリット①「サイズ調整ができない」
ソロループはサイズ調整ができないことで、金具が出っ張らなかったり、軽かったりと、良いことがあります。
しかしその分、暑い時や、長時間作業や、車の運転をしていて、バンドを緩めたり外したい時に、緩めることができないのがストレスです。
他のスポーツバンドやミラネーゼループと交代でソロループを使用していたので、特にそう感じるのかもしれませんが、緩めたい時にさっと緩められるのは、常に腕につけるバンドとしては結構大事だと感じました。
つけ外しする際にも、手がむくんでいたり、汗をかいていたりすると少し外しにくい感じがします。
デメリット②「サイズ選びが難しい」
これは一つ目のデメリットの「サイズ調整ができない」と重なるんですが、購入時にサイズを決めなくてはいけないのが、なかなかの難易度だと思います。
これは単純に自分にちょうどいいサイズを測るのが、難しいということと、緩めにするかピッタリめにするかを決めるのが難しいということです。
例えば、運動時にはブラブラ動かないように、ピッタリめの方がいいでしょうし、デスクワークや車の運転などで、長時間つける際には、少しゆるめの方がいいはずです。
その点を考えると、どちらかに絞らなければいけないので、使用用途がハッキリとしている人以外には、難しい選択になってしまうと思います。
現に僕も、しっかりと測って、ぴったりなサイズを注文できたのに、もう一つサイズを上げておけば良かったと思っているほどなので。
ソロループバンドのサイズを測る方法は二つあります。
一つはAppleストアの画面から、サイズを測る用の紙をダウンロードして、手首に巻き付けて測るやり方↓。
そしてもう一つは、普通に巻尺を手首に巻いて測る方法です。
この巻尺で測るやり方の方が、測りやすく正確にできたので、巻尺が家にあれば、こちらの方がおすすめです。
まとめ
ソロループバンドのメリット・デメリットを書いてきましたが、結局デメリットは「サイズ調整ができない」ということで、それがソロループの特徴ですし、メリットなのです。
なので、前述したように、
・運動メインでApple Watchを使う
・パソコンや楽器を頻繁に触る方で傷つけたくない方
など、自分の使い方にしっかりあっていれば、抜群に使えるバンドになると思います(単純に「時計のサイズ調整なんて全くしない」という方にもピッタリ)。
Apple Watch購入時の付属バンドとして、同じシリコン系バンド『スポーツバンド』と悩む方も多いと思うので(僕がそうでした)、こちらのスポーツバンドの記事も参考にしてもらって、どちらのバンドにするかを選ぶ、手助けになったら嬉しいです。
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